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2013年3月11日 (月)

いつか恋する君のために

今日は、3.11。朝から、鎮魂の番組が続いています。

震災から2年を経ても、なお消えぬ悲しみと、亡くなられた方のお一人お一人の命の重さに、あらためて涙が流れます。

2年前の今日、私は、地震の揺れを感じはしましたが、その被害の実情が分からず、夕方には、同じ支援級のお友だちの卒業のお祝いにお呼ばれしていました。

そこで見たテレビ画面の衝撃は忘れることができません。

どこまでも田んぼの中を遡ってくる海水。

暗い海一面に広がる焔。

ものすごい勢いで町になだれ込んでくる津波。人々の叫び声。

今も、忘れることができません。

でも、2年前のあの頃、私自身が、被災地の方に何かできたかと言えば、わずかばかりの募金をすることくらいでした。

正直言って、このブログの記事にすることもなかったと思います。

あの頃の私は、ただ息子を学校に通わせる、それだけで精一杯でした。いつも、隠れるように息子を学校に送っていき、「他の子の授業があるから」と親子で急ぎ学校を後にする。そんな日々でした。

何とか認めてもらえるために、必死になって息子を叱咤する日々。

一言で言うなら、孤独な日々。

あれから2年。

あの地震の中で生まれた赤ん坊が、片言の言葉をしゃべるようになり、赤ちゃんは幼児になり、幼児は小学生になり・・・

うちの息子も、相変わらず問題の固まりですが、それはそれなりに、気がつくと、小学校生活をちゃっかりと自分のものにして、元気に学校に通っています。

いやいや、それは、何よりも、息子に関わってくださった先生方の努力、そして、周りの子供達の力です。

息子を、温かく理解して頂く人がいなければ、私たち親子だけでは、どうにもならなかったのです。

でも、ちょっと言わせて頂けるなら、今までの私の苦労は、そのほとんどが、その理解を得るために注ぎ込んできたと言っても、言いすぎではないように思います。だから、私の思いもまた、少しは形になってくれたのではないかと、そう思ったりもします。

時には、その理解が、母である私が望むものではないことがあります。ごくごく地元の、一般の社会の中で、人との関わりが一番の力にもなりますが、知的障害と自閉症を併せ持つ息子にとっては、一番の悩みの種にもなります。

トラブルにぶつかるたびに、私は、くよくよと後ろを振り返ります。どうすればよかったのか。どこで道を間違えたのか。この道はどこに続くのか。

でも、私はいつも同じ答えにぶつかります。

答えなどなかった。一番良い方法なんて、もともとありはしなかったのだと。諦めずに続けるしかない。

時は流れ、息子は、成長を続け、これからも生きていく。玄関のドアを、いつも元気に出て行ってもらいたいと思う。

私は、これからも、同じようなことを思い、同じところを、ぐるぐると回ることでしょう。きっと、そういう人間なのです。

でも、私にも、時は平等に流れます。(確実に年も取ってます・・)

私は、今年、より深く、震災に合われた方々に、思いを寄せることができるようになった気がします。

だから、私もまた、少し前に進めているのかもしれないと思います。

今日は、鎮魂の日。

心を込めて、手を合わせさせて頂きます。

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